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宮本信子JAZZ LIVE@浜離宮朝日ホール

4月27(水)28(木)の2日間に渡って、浜離宮朝日ホールにて女優宮本信子さんのJAZZ LIVEであった。2日目にはTVカメラも入り、その模様は6月にフジのCS放送にて放送予定である。今回の会場は日本を代表するクラッシックの超一流のホールでの演奏だということで、Bandのメンバー全員がタキシード。なかなか決まっていたと思う。コンサートは大入り袋を頂くほどの大成功であった。来てくださった皆さんどうもありがとうございました。いたがきのBand Leaderぶりはいかがでしたでしょうか。
コンサートの成功もさることながら、いたがきにとって嬉しかったのは、超一流のクラッシック専用ホールで、なかなか演奏する機会の無いベーゼンドルファーのフルコンを弾くことが出来たこと。浜離宮朝日ホールのベーゼンドルファーで「美空ひばり」を演奏したのもいたがきが初だと思われるが(笑)。2ndステージの最初にPiano Trioでバラードを1曲演奏した気持ちよさは筆舌し難い。リハのときにラベルの曲をチラッと弾いてみたりしたが、最高である。
ベーゼンドルファーはタッチが重いとか、弾くのが大変だとか、名器ならではの様々なコメントがあるが、力の抜けたバランスの取れた奏法で演奏をすると、最高に鳴ってくれる楽器であることを実感じた。これはフルコンの良い状態のPianoを弾くときにいつも感じることだ。Jazz Clubにあるpianoは厳しいコンディションのpianoが多かったり、またPA機器の発達もあり、大きい音量のBandでPianoの演奏をすることも多く、無理な演奏を強いられ、本来のPianoのサウンドのいいところを出せない状況も多々あるのだが、どんな状況でも、朝日ホールのベーゼンドルファーのようなPianoを、良い力のバランスで演奏していることを想定しながら、日々のライブハウス等でのPianoの演奏を行うと、いい結果が得られる事を最近特に感じる。このような機会を得られたことを大変感謝しています。そしてベーゼンドルファーを年に何回も自分の演奏が出来るようなPianistにならなければと改めて思うのであった。
by itasunsun | 2005-04-30 08:47

今日も楽しく!Jazz Pianist板垣光弘の日記です!


by itasunsun