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いたさん。(piano)の日記


今日も楽しく!Jazz Pianist板垣光弘の日記です!
by itasunsun
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板垣光弘ピアノソロコンサート『マイ・ラウンジ・ミュージック 2021 春』への想い⑤『マイ・ラウンジ・ミュージック』が繋げてくれた縁

さて前回お話したように、レコーディングより前に身の廻りに起きた悲しみの中から湧き出てきた、自分で言うのもなんですが奇跡的な演奏が収録されている『マイ・ラウンジ・ミュージック』多くの方に聴いて頂き、多くの出演機会を頂きました。


まず、今までどうやっても自らのバンドで出演できなかった日本最大規模のジャズフェス『横濱Jazz Promenade』に2年連続で出演の機会を頂きました(そのうちの1回はNHK-FMの収録)

プロデューサーの柴田さん(残念ながら亡くなってしまいましたが)が『マイ・ラウンジ・ミュージック』をとても気に入ってくださり、その中で『The end of the world』をバラードでシンプルにテーマだけ1コーラス半弾いているテイクを、プレスリリースでかけてくれたそうなんですね。その時に『今のジャズは難しくて、長くて、お客さんの心からは離れがちなんだけど、これは板垣というピアニストの演奏でJAZZはこれくらい何もしなくて良いんです。シンプルでいいんです!』と、僕のことを強く推して紹介してくれたそうなんです。実際はジャズフェスという事で地味なソロでの演奏は叶わず、1年目はトリオで、2年目はクインテットでシンプルどころかギンギンに演奏しましたが(笑)こちらも好評でした。柴田さん本当にありがとうございました。


また10数年前にサイドマンとして演奏した会場、そちらは埼玉県の長慶寺というお寺だったのですが、その住職ご夫妻が何かの機会に『マイ・ラウンジ・ミュージック』を聴いてくれたらしく、ふらっと僕が演奏しているラウンジに演奏を聴きに来てくれたんですね。僕のことを覚えていてくれたのも嬉しかったけれど、このアルバムが再び縁を繋いでくれて、こちらのお寺で2年連続でコンサートを開催して頂きました。本当にありがとうございます。


そしてこちらは自らエントリーして出場したのですが『新潟ジャズストリート』(1月、7月)開催に『板垣光弘ソロピアノ マイ・ラウンジ・ミュージック』と題して冬、夏、冬と3度出演してみました。プロアマの区別のないフェスなのですが、東京だけでなく新潟の皆さんにもお会いしたい気持ちからキャンペーンもかねて。一時間の枠で、グランドピアノのホールの会場をあてがって下さり、お客様にもあたたかく迎えて貰いました。グランドピアノ1台でピアノソロのステージを行う自信や度胸はここで完成させることができたと言ってもいいと思います。多くの知り合いも出来、音楽が繋げてくれる縁をとても感じる事が出来た貴重な時間でした。新潟の皆さん本当にありがとうございました。さて最後に出演した3回目が2020年の1月です。。。その後世の中は大変な事になっていきます。


つづく



板垣光弘ピアノソロコンサート『マイ・ラウンジ・ミュージック 2021 春』への想い⑤『マイ・ラウンジ・ミュージック』が繋げてくれた縁_d0003502_22123437.jpg



# by itasunsun | 2021-02-02 22:18

板垣光弘ソロピアノコンサート『マイ・ラウンジ・ミュージック 2021 春』への思い④ アルバム『マイ・ラウンジ・ミュージック』が生まれた理由・その②

2015年は自分にとって最悪な年でした。いつも応援してくれていた母が胃がんを患い、手術と闘病が始まりました。そして同じ時期に私の師匠辛島文雄さんの膵臓がんの闘病がはじまります。母は翌年残念ながら亡くなりました。

音楽家はこの様な悲しい状況に置かれると、演奏が良くなると言われています。演奏に思いがこもり、集中し、ジャズという自由な音楽においては無駄な音を一切出さなくなるといったことが理由でしょうか。母の死後すぐに録音したこの『マイ・ラウンジ・ミュージック』はそんな奇跡的な演奏が残されています。

師匠の辛島さんは2017年の2月に亡くなってしまうのですが、実はこのアルバムは辛島さんに聴いてもらうことができました。(間に合いました)

2016年の11月のある日。突然電話がかかって来て『板垣!CD聴いたぞ。お前上手くなったな。本当に良かったぞ!』

絶対に弟子を直接褒めることのない辛島さん。最後の最後に励ましてくださるつもりだったのかもしれませんが、とても嬉しかったのを覚えています。お褒めの言葉の後アドバイスもたくさん頂きました。

同時期に母と、父親の様な存在の辛島さんの闘病の時期が重なり、順に亡くなるという本当に辛い時期でしたが、おそらくこのくらいの事を背負っている人は沢山いて、もっと辛い状況に向き合っている人もごまんといると思います。何も背負ってない人なんていないし、このコロナ禍もそう。

さてそんな思い入れの中から生まれたCD『マイ・ラウンジ・ミュージック』今だからこそ聴きたい優しい音に溢れています。是非皆さんの思い出やいろんな想いを巡らせながら、自由にリラックスして聴いていただきたいです。

好評につきリマスタリング盤として再び発売になります。

板垣光弘ソロピアノコンサート『マイ・ラウンジ・ミュージック 2021 春』への思い④ アルバム『マイ・ラウンジ・ミュージック』が生まれた理由・その②_d0003502_23433298.jpg


板垣光弘ピアノ・ソロ『マイ・ラウンジ・ミュージック』(リマスタリング盤)BWJC-3004 ¥2,000+税

よろしくお願いします。


つづく

# by itasunsun | 2021-01-31 22:23 | 音楽

板垣光弘ソロピアノコンサート『マイ・ラウンジ・ミュージック 2021 春』への思い ③ アルバム『マイ・ラウンジ・ミュージック』が生まれた理由。

僕が学生の頃はバブル絶頂期で、ジャズのライブハウスは連日満員、ジャズなのに全国で何万人も集まる今では考えられない規模の野外ジャズフェスが沢山あって、バークリー帰りの若い20代のミュージシャンでもバンバン大手レーベルからレコードを出してもらえるとゆう夢のような時代でした。そんな世界に憧れてジャズの道に入ったのですが時はバブル崩壊、世の中は大変なことになり、ジャズクラブにお客さんなんかほとんどいない。僕らの世代はそこからスタートです。


時代にチヤホヤされた僕より7〜8年先輩の世代は、アメリカ第一!みたいなところがあって、日本人の演奏するジャズに対していつも違和感を覚えて怒っている人が多かった気がします。プライドも高くストレートアヘッドなジャズしかやらない人も結構いました。(僕は密かに彼らのことをバブルに甘やかされた先輩方と呼んでいました)なので彼らが引き受けないジャンルの音楽、しかも安いギャラの仕事は結構あってそれで食いつないでいたのが僕らの世代です。



ラウンジでのピアノ演奏もその一つです。基本的にお客様の会話の邪魔にならない、また雰囲気を壊さないのを第一とするのですが、演奏を皆さん聴いていないようで実は結構聴いています。15年近く真面目にやっていると、演奏も洗練されてきてレパートリーも相当の数になってきました。そしてその場の雰囲気に最適な選曲、ラウンジに必要な演奏の技術もかなり高度についてきて、遂に作品としてアルバムをリリースするところまでたどり着いたのです。そうやって生まれたのがCD『マイ・ラウンジ・ミュージック』2016年のことです。 そしてそれはライブハウスでの演奏とは別に、僕のライフワークの一つになりました。




好評で初回リリース分が売り切れましたので、リマスタリング盤として再び発売します。
板垣光弘ソロピアノコンサート『マイ・ラウンジ・ミュージック 2021 春』への思い ③ アルバム『マイ・ラウンジ・ミュージック』が生まれた理由。_d0003502_23433298.jpg

リマスタリング盤発売に際して変わった点
・リマスタリング盤ですので音質が向上しました。
・最近自らも老眼が進んだので、収録曲を表示する文字が大きくなりました。
・時代にあわせてQRコードが付きました。


板垣光弘ピアノ・ソロ

『マイ・ラウンジ・ミュージック』(リマスタリング盤)

BWJC-3004 ¥2,000+税


スタンダード曲が中心。

今だからこそ聴きたい優しい音。

リマスタリング盤として再登場!

よろしくお願いいたします。

つづく

# by itasunsun | 2021-01-31 00:03

板垣光弘ソロピアノコンサート『マイ・ラウンジ・ミュージック 2021 春』への思い② ラプソディ・イン・ブルーを弾く理由。

ジャズバーやホテルラウンジでピアノを弾く時にリクエストを頂く事がありますが、ジャズのスタンダード曲やかつて大ヒットしたポップスなどは演奏可能なものは出来るだけお応えする事にしています。ただクラッシック曲はお断りしています。クラッシックのプロではない(お金を頂くに相応しいレパートリーの数とクオリティを準備していない)し、そこはジャズバーであるから。


クラッシック曲をリクエストするお客様にはだいたい次の3パターンがあると思います。

①ピアノ弾きは当然クラッシック曲を相当のレベル弾けると思っている。

②ジャズバーであるという事を忘れ、純粋にクラッシックの名曲を聴きたいと思っている。

③ジャズピアニスト対してのひやかし。からかい。

①②はクラッシックのピアノ奏者とジャズピアノ奏者では日頃準備している内容が違うということでご了承いただければと思います。

③が一番タチが悪いのだが、この③番のタイプのお客様からよく『ラプソディ・イン・ブルー』弾いてよ(当然弾けないんだろう?君は)みたいなリクエストが来ます。弾けるので弾いてみるとそのお客様はなんとも微妙な表情。きっと弾けずに恥ずかしい表情をしているピアニストの哀れな姿でも観たかったのでしょうが(考えすぎかな) そこは酒場の人間模様。お客様と演者の駆け引きも楽しいところです。(リクエストして演奏にご満足して頂けましたら是非ピアニストにお気持ち=チップなどよろしくお願いします)

板垣光弘ソロピアノコンサート『マイ・ラウンジ・ミュージック 2021 春』への思い② ラプソディ・イン・ブルーを弾く理由。_d0003502_15500383.jpg
ジャズピアニストであればこの曲を一度は一流のオーケストラと共演する事になっているんですね(と勝手に思っている) 年齢的にそろそろ僕にも話が来るんじゃないかとコツコツと準備だけはしているのですがが、まぁ今のところ話は無し。ならばソロコンサートで演ってしまおう!というのが今回のプログラムに入れた理由です。

ピアノソロでこの曲を演奏すると、オーケストラの部分もピアノで再現する必要があるし、全曲演奏すると20分くらいかかり、譜面通りで特にハプニングも無く、ピアノだけで全部弾いても割と単調で大して面白いものでもなく、これだけ弾けます!的な只のテクニックのひけらかしに終わる可能性があります。そこでガーシュウィンの名曲を集めたメドレーの中にラプソディ・イン・ブルーの一部分を交えながら『ジョージ・ガーシュウィン メドレー』としてドラマティックに演奏しようかなぁと思います。

当日は武蔵野スイングホールのスタインウェイフルコンサートピアノでたっぷりとお楽しみください。さあ今日も練習です。ほかに仕事も無いですし😷🎹

つづく


# by itasunsun | 2021-01-29 12:19 | 音楽

板垣光弘ソロピアノコンサート『マイ・ラウンジ・ミュージック 2021 春』への思い ① ホールコンサートを開催する理由

さて2/27(土)板垣光弘ピアノソロコンサート『マイ・ラウンジ・ミュージック 2021 春』もいよいよ近づいて参りました。毎日グランドピアノのあるスタジオにこもり、約一時間2ステージをシュミレーションして練習、選曲、構成を練っているところです。休憩時間にお遊びでYouTube動画の撮影なんかもやっています。

今回人生ではじめてホールコンサートを企画した理由ですが、まず一つにホールコンサートは清潔な空間を作りやすいという事です。比較的感染リスクの低い空間でお客様に安心して音楽を楽しんでいただけると思います。

そしてもう一つはホールを借りて公演の全責任を自らが負う事から、相当な準備、練習をし、技術の向上、経験から学ぶことで結果的に自らの成長につながるのではないかと思ったからです。この先どうなるかわかりませんし、もしこれが最後だったら、いや、ある意味引退覚悟で(しませんが)全力で取り組むつもりです。まあ全力でやっていれば何か良いことがあるかもしれないし、まあなくても全力でやったんだから充実した時間です。ただ出来るだけ多くの皆さんに聴いてほしいなぁと思っています。(つづく)
板垣光弘ソロピアノコンサート『マイ・ラウンジ・ミュージック 2021 春』への思い ① ホールコンサートを開催する理由_d0003502_15500383.jpg


# by itasunsun | 2021-01-28 15:50

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